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2泊3日以上のキャンプツーリング向けシートバッグ4選【防水・大容量で比較】
キャンプを伴うロングツーリングでは、テントや寝袋などかさばるキャンプ道具を安全かつ効率的に積載できるシートバッグが不可欠です。特に2泊3日以上の旅では、容量30~70Lクラスのバッグが必要となります。また突然の雨や泥汚れにも耐える防水性能も重要です。

キャンプを伴うロングツーリングでは、テントや寝袋などかさばるキャンプ道具を安全かつ効率的に積載できるシートバッグが不可欠です。特に2泊3日以上の旅では、容量30~70Lクラスのバッグが必要となります。また突然の雨や泥汚れにも耐える防水性能も重要です。
この記事では、Amazonで購入可能な人気・高評価の大容量シートバッグ4製品を厳選し、以下の観点で比較しました。
- 各製品の基本スペック(メーカー・商品名・容量・サイズ・価格帯)
- ユーザーレビューから見る良い点・悪い点
- キャンプ道具の積載しやすさ、拡張性、防水性
- どのようなバイク・ライダーにおすすめか
1. タナックス モトフィズ「キャンピングシートバッグ2」

- 容量:59~75L(拡張可能)
- サイズ:W620~820 × D350 × H350mm
- 価格帯:20,000〜25,000円前後
- 防水性:防水ではないが専用レインカバー付属
定番の超大容量バッグ。型崩れしにくいセミハード構造で、キャンプ用品がしっかり収まる設計。上部・側面の開口部や外付けストラップで、テントやマット類の取り付けもしやすい。
良い点:
- 圧倒的な収納力でキャンプ道具一式が収まる
- 固定ベルトがしっかりしていて安定感あり
- 出し入れしやすい大開口
悪い点:
- 雨対策はレインカバー任せ、完全防水ではない
- バッグ自体が大きく重め(約3.7kg)
おすすめライダー: キャンプ積載量を重視する大型バイク、中〜大型アドベンチャー系ツアラー乗り。
2. デイトナ ヘンリービギンズ「キャンプシートバッグPRO2(LL)」

- 容量:55~70L(拡張可能)
- サイズ:W530~690 × D320 × H300mm
- 価格帯:25,000〜30,000円前後
- 防水性:止水ファスナー採用、防水カバー付属
高耐久・高安定の設計で信頼性が高い。内部ワイヤーフレームにより型崩れせず、荷崩れ防止に優れる。イージーリングベルトにより着脱が非常に簡単。
良い点:
- ワンタッチ取り付けができるベルト構造
- ポケット・収納性が充実
- 荷崩れしにくい設計
悪い点:
- 本体に持ち手がないため持ち運びに工夫が必要
- レインカバー装着時の防水性は底面からの水に注意
おすすめライダー: 安定性と使い勝手を求めるキャンパー。ロード系〜スポーツツアラー向き。
3. コミネ「ジャーニーシートバッグ (SA-241)」

- 容量:38~58L(拡張可能)
- サイズ:約W520~680 × D320 × H300mm
- 価格帯:12,000〜14,000円前後
- 防水性:撥水素材+レインカバー付属
リーズナブルでしっかり使える。両サイドと上部の3方向からアクセス可能で使い勝手が良い。コストパフォーマンスが高く、エントリーユーザーに人気。
良い点:
- 拡張すれば2泊程度のキャンプにも対応
- 価格が手頃で初めてのツーリングバッグに最適
- サイドアクセスが便利
悪い点:
- 固定に注意しないとカウルに傷が付く場合あり
- 完全防水ではない
おすすめライダー: コスパ重視でバイクキャンプを始めたいライダー。250cc〜中型バイクにもおすすめ。
4. IRON JIA’S「完全防水ツーリングシートバッグ」

- 容量:40〜70L(モデルにより選択)
- サイズ:直径約30cm × 長さ約65cm(66Lモデル)
- 価格帯:5,000〜7,000円前後
- 防水性:PVC素材による完全防水
- 中華ブランドながら評価が高い完全防水バッグ。ロールトップ式で中身への水の侵入を完全に防ぐ。収納はシンプルながら、完全防水+大容量で非常にコスパが高い。
良い点:
- 圧倒的な防水性能(IPX7相当)
- 安価で手に入る大容量バッグ
- 丸ごと水洗いできてメンテが楽
悪い点:
- 自立せず中身の整理がやや難
- 仕切りやポケットがなく荷物がゴチャつきやすい
おすすめライダー: 雨天走行や泥汚れを気にせず使いたい人。オフロード・アドベンチャー系ライダー。
比較まとめ表
製品名 | 容量 | サイズ | 防水 | 特徴 | 価格帯 |
---|---|---|---|---|---|
タナックス キャンピングシートバッグ2 | 59〜75L | W620〜820×D350×H350mm | レインカバー付属 | 超大容量で定番モデル | 約2万円台 |
ヘンリービギンズ PRO2(LL) | 55〜70L | W530〜690×D320×H300mm | レインカバー付属・止水ファスナー | 安定性・利便性に優れる | 約2.5〜3万円 |
コミネ ジャーニーSA-241 | 38〜58L | 約W520〜680×D320×H300mm | レインカバー付属 | コスパ最高・扱いやすい | 約1.2万円前後 |
IRON JIA’S 防水バッグ | 40〜70L | φ30cm×長さ65cm前後 | 完全防水(PVC) | ロールトップで雨も泥も安心 | 約5〜7千円 |
まとめ
- 2泊3日以上のキャンプツーリングでは、容量・防水・固定力の3点を満たすバッグ選びが鍵です。
- とにかく荷物を積みたい人は「タナックス」
- バランスよく使いたい人は「ヘンリービギンズ」
- 初心者でコスパ重視なら「コミネ」
- 雨天対応・完全防水重視なら「IRON JIA’S」
自分のバイクと旅スタイルに合ったバッグを選んで、快適なロングツーリングとキャンプを楽しみましょう。