ツーリング初心者が最初に揃えるべきおすすめ装備10選

ツーリング初心者が最初に揃えるべきおすすめ装備10選
ツーリングを安全かつ快適に楽しむためには、バイク本体だけでなくライダー自身の装備もとても重要です。特に初心者のうちは信頼できる装備を選ぶことで安心感が得られ、走行に集中できます。この記事では、30~50代の男女ビギナーライダーに向けて、品質・信頼性の高い有名ブランド(SHOEI、Arai、RSタイチ、コミネ、ゴールドウインなど)を中心に「まず揃えたいおすすめ装備10選」を紹介します。それぞれの装備について役割や必要性、選び方のコツ、おすすめモデルとその特徴(Amazonでの評価や価格帯)、初心者へのアドバイスを解説します。ツーリングデビュー前にぜひチェックしてみてください。
1. ヘルメット(フルフェイス・ジェットヘルメット)

装備の役割と必要性
ヘルメットはライダーの生命を守る最重要装備です。日本を含め多くの国や地域でバイク乗車時のヘルメット着用は法律で義務付けられており、安全基準を満たした製品を使用する必要があります。万一の転倒・衝突の際、頭部へのダメージを大幅に減らす役割があります。特にフルフェイスタイプは顎や顔面まで保護範囲が広く、安全性が高いのが特徴です。一方でジェットヘルメット(オープンフェイス)は顔周りが開放的で視界や開放感に優れ、街乗りや近距離ツーリングで人気です。ただしジェット型は顔部分の防護が無いため、初心者には可能な限りフルフェイスをおすすめします。信頼できるメーカーのヘルメットは衝撃吸収ライナーやシェルの強度など設計が優れており、安全面で安心感があります。
選び方のポイント
- 規格と安全性:日本のPSC、JIS規格や国際規格(SNELLやECEなど)に適合したものを選びましょう。安全基準をクリアした製品であることが最低条件です。
- フィット感:ヘルメットはサイズ選びが肝心です。きつすぎず緩すぎず、頭全体に均一にフィットするものを試着して選びます。個人の頭の形によって合うメーカーも異なるため、可能であれば店舗で被って確認しましょう。
- ヘルメットのタイプ:初心者には転倒時の安全性からフルフェイスがおすすめですが、用途によってジェットヘルやシステムヘルメット(フルフェイスとジェットの中間で顎部分が開閉可能)も選択肢です。それぞれの特徴(安全性、視界、通気性、重量など)を理解して、自分の乗り方に合ったタイプを選びます。
- 快適機能:長時間のツーリングならば、内装の着脱洗濯可否や**ベンチレーション(通気口)**の数・効果、インナーバイザー(サングラス代わりの内蔵シールド)などの快適装備も重要です。夏場に使うなら通気性重視、冬場メインなら防風性重視といった具合にチェックしましょう。
おすすめモデル例:LEAD STRAX SF-12 フルフェイスヘルメット

初心者に人気の国内ブランド、リード工業が手掛ける「LEAD STRAX SF-12」は、コストパフォーマンスに優れたフルフェイスヘルメットです。全排気量対応で、街乗りからツーリングまで幅広いシーンで活躍します。
主な特徴
安全性と快適性の両立:帽体には高強度のABS素材を採用し、シールドは強靭なポリカーボネイト製で、ハードコート・UVカット仕様。風切り音を低減するホルダーレスシールド設計で、快適な走行をサポートします。
優れたベンチレーション機能:フロントエアインテークとリアスポイラーにより、ヘルメット内部の熱やムレを効果的に排出。チンガードには開閉式マウスシャッターを装備し、シールドの曇りを防止します。
快適な装着感:内装は頭部と頬部分が着脱可能で、洗浄が可能なため衛生的。あご紐には着脱と調整が容易なマイクロラチェット式バックルを採用し、ヘルメットホルダー固定用のDリングも装備しています。
インカム対応:耳周りに直径約42mmのスピーカー収納スペースを設けており、インカムなどの電子機器の取り付けが容易です。
製品仕様
素材:帽体:ABS、シールド:ポリカーボネイト
重量:約1,500g
外寸:約W255×D360×H265mm
サイズ展開:M・L・LL(XL)
付属品:収納袋LEAD 株式会社リード工業+1Yahoo!ショッピング+1
ユーザーレビュー
Amazonでの平均評価は☆4.2前後(レビュー数100件以上)と高評価で、「デザインが良く、コストパフォーマンスに優れている」「風切り音が少なく、長距離でも疲れにくい」といった声が多く見られます。
価格帯
価格はデザインやサイズによって異なりますが、おおよそ1万円前後で購入可能です。初めてのフルフェイスヘルメットとして、手頃な価格でありながら必要な機能を備えているため、初心者の方にもおすすめです。
初心者アドバイス:ヘルメットは一度衝撃を受けたら買い替えるのが基本です。万が一転倒してしまった場合や落下させてしまった場合は、内部が損傷している可能性があるため、安全のため新品に交換しましょう。また、ヘルメットロックを活用する、防犯アラームを付けるなどしてツーリング先で盗難されないよう注意することも大切です。
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2. バイク用グローブ(夏用・冬用)
装備の役割と必要性
グローブは手指の保護と操作性向上のために欠かせません。バイク事故で転倒した際、人は反射的に手をついてしまうものです。素手だとアスファルトでひどい擦り傷や挫傷を負う危険がありますが、オートバイ用グローブは手のひらに補強パッドが入っており、転倒時の路面との摩擦からライダーの手を守ってくれます。また、グローブをすることでハンドル操作時の滑り止め効果が生まれ、しっかりグリップを握れるようになります。夏はメッシュ素材で通気性の良いもの、冬は厚手で防風・防寒性能の高いものと、季節に応じて適したグローブを使用することが理想です。
選び方のコツ
- プロテクション性能:ナックルガード(拳の甲のハードプロテクター)や手のひらのスライダー(滑走板)などが付いているものは、安全性の面で安心です。特に高速ツーリングでは万一の転倒時に備え、耐摩耗性に優れた革や合成皮革+カーボンプロテクター付きのモデルが望ましいでしょう。
- 季節と素材:夏用には通気性重視のメッシュグローブ、冬用には防風・防寒素材(厚手の生地や中綿入り、さらに電熱グローブという選択肢も)のグローブを選びます。春秋は夏用と冬用どちらでも代用可能ですが、快適性が違いますので走る季節に合わせたものを用意するとベストです。
- 操作性・サイズ:サイズは指先までフィットして操作しやすいものを。大きすぎるとスイッチ操作やブレーキ操作に支障が出ます。最近のグローブはスマートフォンのタッチパネル対応素材を指先に採用したものも多く、地図確認などで便利です。ツーリング用ならばタッチ対応かもチェックポイントです。
おすすめモデル例:RSタイチ RST444 ベロシティ メッシュグローブ(春夏用)

バイクアパレル大手ブランドのRSタイチ(アールエスタイチ)は、高品質なグローブでも定評があります。初心者にはまず夏場に使えるメッシュグローブがおすすめで、RST444 ベロシティ メッシュグローブは通気性と保護性能のバランスが良いモデルです。指の股や手の甲にメッシュ生地を採用し蒸れを軽減するとともに、拳部分にカーボンプロテクターを内蔵して安全面も確保。さらに掌側には滑り止め加工と衝撃吸収フォームを備え、万一の転倒でも手をしっかり守ります。操作性にも優れており、薄めの素材で握りやすく作られているため初心者でも違和感なくクラッチやブレーキ操作が可能です。親指と人差し指にはスマホ対応素材がついており、グローブを外さずにナビ操作ができて便利です。Amazonのレビューでも☆4.3前後と高評価(レビュー数50件以上)を獲得しており、「真夏でも風が抜けて快適」「縫製がしっかりして長持ちする」といった声が見られます。価格も約8,000~9,000円程度と、バイク用グローブとして標準的な範囲。初めてのグローブ選びで迷ったら、有名ブランドの定番モデルを選んでおけば大きなハズレはありません。
初心者アドバイス:ツーリングを続けていると、夏用だけでなく冬用グローブもいずれ必要になります。冬用は厚手で操作感が変わるため、最初は少し違和感があるかもしれません。秋口~冬にツーリングを予定しているなら、早めに冬用グローブも用意し、実走して慣らしておくと良いでしょう。また、雨天用に防水仕様のグローブ(レイングローブ)もあると安心です。最初は難しく感じるかもしれませんが、用途ごとに適したグローブを揃えることで快適さと安全性が向上します。
3. プロテクター付きライディングジャケット
装備の役割と必要性
バイク用ジャケットは普段着とは異なり、転倒時のダメージを軽減するプロテクター(衝撃吸収パッド)を内蔵しているのが大きな特徴です。肩・肘・背中などに衝撃を和らげるパッドが入っており、路面に叩きつけられた際の怪我を防ぎます。さらに生地自体も摩擦に強い素材(厚手のナイロンやレザー等)で作られているため、転倒で滑った場合でも衣服が破けにくく皮膚の擦過傷を防ぎます。ツーリングでは長時間走行で風を受け続けるため、防風性・保温性のあるジャケットを着ることで体温低下を防ぎ疲労軽減にもつながります。夏向けメッシュジャケットであれば走行風を取り入れて涼しく、冬向けジャケットであれば保温インナーで暖かく、季節に応じて快適性も確保できるよう工夫されています。
選び方のコツ
- 季節対応:ジャケットは春夏用(メッシュ生地中心)と秋冬用(厚手、防風・防寒素材)に大別されます。真夏のツーリングにはフルメッシュジャケット、冬には中綿や防風膜入りのジャケットが適しています。一年を通して乗る場合、季節ごとに2着用意するのが理想ですが、最近はオールシーズン対応の着脱インナー付きモデルもあります。走る季節や地域の気候に合わせて選びましょう。
- プロテクターの有無と種類:肩・肘・背中プロテクターが標準装備されているモデルがおすすめです。ほとんどのバイク用ジャケットには標準で内蔵されていますが、安価なものだと簡易パッド程度の場合も。CE規格適合など高性能プロテクター入りか確認しましょう。また、胸部プロテクターは別売のことが多いですが、胸部にもプロテクター装着用ポケットや面ファスナーが付いているジャケットだと安心です(胸部は致命傷になりやすいため重要な保護部位です)。
- サイズ・着心地:バイクジャケットは前傾姿勢を考慮して腕周りが立体裁断されていたり、袖丈がやや長めだったりします。試着して前傾姿勢を取ったとき突っ張らず動きやすいか確認しましょう。プロテクターが当たって痛くないかもチェックポイントです。適度にフィットしつつ、中に着込む余地があるサイズだと冬場に重ね着できます。各メーカーごとにシルエットが異なるので、自分の体型に合うブランドを探すと良いです。
- 防水・防風機能:ツーリングでは急な雨もあり得ます。防水インナー付や、防風・撥水加工の生地を使ったジャケットだと天候変化に対応しやすいです。ただし完全な雨対策には別途レインウェアが必要なので(後述)、ジャケットはあくまで小雨程度の想定と思ってください。
おすすめモデル例:コミネ JK-146 プロテクトメッシュジャケット(夏用)

コミネ(KOMINE)は「安全装備のコミネ」のキャッチフレーズでも知られる国内ブランドで、コストパフォーマンスに優れた製品を多数展開しています。初心者が最初に選ぶジャケットとしては、夏場から始めるならコミネのメッシュジャケットがおすすめです。例えばJK-146 プロテクトメッシュジャケットは、肩・肘・背中にしっかりCE規格のハードプロテクターを装備しながらも、全面メッシュ生地で真夏の走行も快適な人気モデルです。胸部プロテクターは別売ですが、胸部パッド用ポケットがついており後付け可能となっています。走行風を取り入れる大型メッシュパネル配置で蒸し暑い日本の夏でも涼しく過ごせ、「プロテクター入りでも涼しい」「安全性と快適性のバランスが良い」と初心者からベテランまで評価されています。Amazonでも**☆4.2程度(レビュー数50件以上)と概ね好評で、価格は約15,000~18,000円前後**と初めてのジャケットに手が届きやすい設定です。コミネ製品は比較的リーズナブルながら安全装備が充実しているため、初期費用を抑えたいビギナーにも頼もしい存在です。
もし秋冬用が必要なら、RSタイチやゴールドウインの暖かい生地&インナー付きジャケットも検討しましょう。例えばゴールドウインの防水・防寒ジャケットは値段こそ3~4万円台と上がりますが、真冬でも快適でプロテクターも充実しています。ツーリングの季節・地域に合わせ、無理のない範囲で揃えていくと良いでしょう。
初心者アドバイス:ジャケットに付属のプロテクターは取り外してアップグレード可能です。慣れてきたら、より高性能な別売プロテクター(CEレベル2など)に差し替えるのも一案です。また、ジャケットを着ていないとき(街歩き時など)にかさばる場合は、プロテクターだけ外してザックに入れると身軽になります。バイクを降りて観光する場面も考え、脱いだジャケットを収納できるリアバッグを用意するなど工夫しましょう。
4. バイク用シューズ・ライディングブーツ
装備の役割と必要性
意外と見落とされがちですが、足元の装備もとても重要です。通常のスニーカーや革靴で乗ることも可能ですが、バイク専用のシューズやブーツには転倒時に足を守る様々な工夫があります。まず、くるぶし(足首)部分に硬質プロテクターやパッドが入っており、バイクが倒れこんだ際に足首が挟まれたとしても傷害を軽減します。また底が厚く硬い設計で、万一の衝撃から足裏を保護します。さらにライディングシューズのソール(靴底)はオイルや濡れた路面でも滑りにくいゴム素材で作られており、停車時に足を着いた際もしっかりと地面をグリップします。シフトチェンジ操作に耐えるため左足甲にシフトパッドが付いているモデルも多く、靴を傷めず快適に操作できます。これらの特徴により、バイク用シューズ/ブーツを履くことで安全性と操作性が格段に向上します。
選び方のコツ
- シューズ vs ブーツの違い: バイク用シューズはスニーカーに近い見た目でくodyるぶし丈のもの、ブーツはふくらはぎ付近まで丈があるものを指します。初心者には歩きやすく普段使いもしやすいシューズタイプが人気ですが、安全面ではブーツの方がより広範囲を保護します。ツーリング先で観光もするならシューズタイプ、高速道路メインで走るならブーツタイプなど、用途で選びましょう。
- プロテクション: くるぶしプロテクター(アンクルガード)の有無、つま先とかかと部分の補強などを確認します。しっかりした製品は指先とかかとに硬質カップが内蔵され、踏まれたり挟まれたりしても足を守ってくれます。
- 防水性能: ツーリングでは突然の雨も考えられるため、防水透湿素材(例:ゴアテックスやDrymasterなど)を使ったシューズだと安心です。晴天ツーリング中心なら通気重視でも構いませんが、長旅では足元が濡れると非常に不快なので、防水モデルか防水スプレー活用を検討しましょう。
- 着脱方法: 靴ひもタイプ、バックルタイプ、面ファスナータイプ、さらにはダイヤル式のBOAシステムを採用したモデルもあります。紐タイプは細かなフィット調整ができますが、走行中に解けるリスクがあり注意(解けにくいようホルダーが付いているモデルもあり)。ダイヤル式BOAはワイヤーで締め付ける構造で、グローブをしたままでもワンタッチで脱着・微調整できる優れものです。予算に余裕があればBOA搭載モデルは快適なのでおすすめです。
おすすめモデル例:RSタイチ RSS012 ライディングシューズ

老舗ブランドRSタイチが展開するライディングシューズRSS012は、まさに初心者からベテランまで好評の最新モデルです。スニーカーライクな見た目ながら、ダイヤル操作で簡単にフィット調整できるBOAフィットシステムを採用したライディングシューズで、カジュアルさと機能性を両立しています。アッパー(甲革)には通気孔が多数設けられ、夏場のツーリングでもムレにくく快適です。しかも防水透湿素材を内蔵しており、急な雨でも浸水を防いでくれます。くるぶし部分にはしっかりとパッドを内蔵し、シフト操作部には補強が入っています。さらにVibram社と共同開発したハイグリップソールを採用しており、濡れた路面でも抜群のグリップ力を発揮します。見た目は普段履きのスニーカー風ですが作りは本格的なバイク用シューズで、安全・快適にツーリングを支えてくれます。発売されたばかりのモデルですが、既にユーザーから「履き心地が良く歩きやすいのにバイクでは安心感がある」「BOAのおかげで脱ぎ履きが楽」という声が聞かれます。価格は約20,000円前後と高機能モデルとしては手頃です。初めての一足で迷ったら、信頼のブランドRSタイチの最新ライディングシューズを選べばまず失敗はないでしょう。
初心者アドバイス:街乗り程度なら普通のスニーカーで済ませてしまう人もいますが、ツーリングで長距離を走るときこそ専用シューズの恩恵を感じます。最初は見慣れないデザインかもしれませんが、安全のためぜひ取り入れてください。履き慣らす際は、バイクに乗る前に普段使いで少し歩いてみると良いです。硬めのソールも徐々に足に馴染み、操作感覚も掴みやすくなります。また、靴底の減り具合やプロテクター部分の破損にも定期的に目を配り、痛んできたら早めに買い替えましょう。
5. レインウェア(雨具)
装備の役割と必要性
ツーリングでは天候の急変もつきものです。快晴だったのに突然の夕立…という経験をするライダーも多く、レインウェア(雨合羽)は保険として必ず携行すべき装備です。雨に濡れると体温が奪われ疲労が増し、視界不良や操作ミスにもつながり危険です。しっかりしたレインスーツを着用すれば、服や体を濡らさずに済み体力の消耗を防げます。また、レインウェアは防風着としても使えるため、雨でなくとも寒い時にウインドブレーカー代わりに羽織ることもできます。上下セパレートのスーツタイプが一般的で、ジャケットとパンツがセットになっています。コンパクトに畳んでバイクのシート下やバッグに入れておけるものが多く、「使わなければそれで良し、使うときには命綱」という存在です。
選び方のコツ
- 防水性能:一口にレインウェアと言っても、防水生地の性能は様々です。安価なものはビニールやナイロンにコーティングした簡易防水で、短時間の小雨ならOKですが長時間の豪雨では染みてくることも。高品質なものはゴアテックス(Gore-Tex)などの防水透湿素材を使用しており、豪雨でも浸水せず内側の汗蒸れも逃がしてくれるため快適です。ツーリング用途なら多少高価でも信頼性の高い防水素材を選ぶと安心感が違います。
- デザインと視認性:派手すぎるのは…と思うかもしれませんが、雨天時は視界が悪くなるため明るい色や反射材付きのデザインが安全に繋がります。上下黒一色より、蛍光イエローやオレンジなど目立つ色が入ったモデルの方が車からも認識されやすくおすすめです。
- 機能(フード・収納など):ヘルメットの上から被れるフード付きのジャケットは、停車中にフードを被れば首筋からの雨侵入を防げます(走行中はばたつくので収納)。また、携行時にコンパクトにしまえる収納袋付きや、防水パンツの裾に雨の浸入を防ぐ二重構造・絞りゴムが付いているかなど、細かな使い勝手もチェックしましょう。足掛けループがあるとパンツがめくれ上がらず安心です。
おすすめモデル例:ゴールドウイン Gベクター2コンパクト レインスーツ

バイク用ウェアの老舗ゴールドウイン(GOLDWIN)から出ているGベクター2コンパクト レインスーツは、ツーリングライダーに定評のある高品質レインウェアです。ゴールドウイン独自の防水透湿素材「Gベクター」を使用し、豪雨でも染み込まず内部の蒸れだけ放出する優れた性能を持ちます。上下セットでありながら非常に軽量・コンパクトにまとまるので、シート下やタンクバッグに常備しても荷物になりません。ジャケットの前身頃と背中には再帰反射材が配置され、夜間や雨天でも被視認性が高く安全です。各部の調節機能も充実しており、袖口と裾は面ファスナーでしっかり締めて風雨の侵入をブロックできます。実際にAmazonでも**「大雨の中でも全く浸水しなかった」「生地がしっかりしていて長持ちしそう」といった評価が多く、平均☆4.5(レビュー数30件以上)を獲得しています。価格は約15,000~20,000円**程度と一般的なレインウェアより高めですが、その信頼性と快適性から「買って良かった」と感じるアイテムでしょう。
とはいえ、最初の一着に高級品はハードルが高い場合もあります。その場合、コミネやRSタイチから出ている比較的手頃(5千~1万円程度)のレインスーツから始めるのも良いでしょう。例えばコミネのレインウェアはコストパフォーマンスが高く、Amazonレビューでも「価格以上の働きをしてくれる」と人気です。いずれにせよ、ツーリング時は必ずレインウェアを携行する習慣をつけ、突然の雨に備えてください。
初心者アドバイス:新品のレインウェアは撥水性能が高いですが、使っていくうちに撥水加工が弱まります。定期的に撥水スプレーをかけたり、洗濯表示に従ってメンテナンスすることで、防水効果を長持ちさせましょう。また、初めて使う前に一度自宅で着用練習してみてください。いざ雨の中で手こずらないよう、素早く着るコツ(パンツはブーツを履いたまま履けるか等)を掴んでおくと安心です。
6. プロテクター(胸部・膝など)
装備の役割と必要性
ライディングジャケットに付属の肩肘背中プロテクター以外にも、体の重要部分を守る追加プロテクターがあります。特に胸部プロテクター(チェストプロテクター)は近年その重要性が認識され、警察や業界団体もライダーに着用を推奨しています。バイク事故における致命傷の多くは胸部への強い衝撃と言われ【要出典】、胸にプロテクターを装着することで致命傷となる確率を大幅に下げるデータもあります。胸部プロテクターはハードシェルや衝撃吸収材でできたプレートを胸に当てて着用し、ジャケットの内側に装着するタイプや、肩掛け・ベスト型で身につけるタイプがあります。
また膝プロテクター(ニーシンガード)も重要です。転倒時に膝を強打すると骨折しやすく、バイク用パンツに標準装備のものもありますが、外付けタイプのニーガードを追加する人もいます。その他、脊椎プロテクター(バックプロテクター)の性能が高いものに換装したり、ヒッププロテクター(臀部用)をズボン下に履くなど、全身の安全度を高めるギアが存在します。
選び方のコツ
- 胸部プロテクター: 初心者でもぜひ導入してほしいのが胸部プロテクターです。選ぶ際は、自分のジャケットに装着可能か確認しましょう。コミネやRSタイチなど各社から汎用性の高いものが出ています。できればCE規格レベル2相当の高い衝撃吸収力を持つものがおすすめです。ハードタイプ(プラスチックシェル)とソフトタイプ(ウレタンなど)の二種類がありますが、安全性ではハード>ソフトです(ただしハードは厚みがあり装着感がややごつい)。ツーリング用途なら多少厚みがあっても安全性重視で問題ないでしょう。
- ニーガード: バイク用パンツにプロテクターが入っていない場合や、普段着で乗る場合には、後付けの膝プロテクターを使いましょう。装着方式はズボンの上からベルトで巻くタイプが手軽です。膝と脛(シン)をカバーする長めのニーシンガードなら、すねの骨まで守れます。こちらもCE規格品が安心です。歩くときは外すことになるので、脱着しやすさも選ぶポイントです。
- フィット感・干渉: 追加プロテクター類は他の装備との相性も大切です。胸部プロテクターはヘルメットを被ったとき顎に当たらないか、ニーガードはブーツと干渉しないかなどチェックしましょう。なるべく薄型で体にフィットするものを選ぶと、装備全体がかさばらず動きやすくなります。
おすすめモデル例:コミネ SK-838 CEレベル2 胸部プロテクター

コミネのSK-838は、CE規格レベル2を取得した高性能な胸部プロテクターです。左右一対のプレートを胸に当てるセパレートタイプで、ジャケットの内側にベルクロ(面ファスナー)で簡単に装着できます。硬質プラスチックシェルの裏に衝撃吸収フォームを備え、胸部正面からの強い打撃にも耐える作りです。通気孔も多数あり、夏場でも蒸れにくい設計になっています。多くのメーカーのジャケットに対応する汎用性も魅力で、「コミネマン」ことコミネ製品愛用者のみならず幅広いライダーに使われています。Amazonでも**「着けている安心感が違う」「思ったより軽く疲れない」と評価されており、平均☆4.4(レビュー数50件以上)を獲得しています。価格は5,000円前後**と手頃で、安全効果を考えればコストパフォーマンスは高いでしょう。初心者の方にも胸部プロテクターは是非装着していただきたい装備です。
さらに膝用には、同じくコミネのSK-608 スーパーフィットニーシンガードなどが人気です。

こちらはソフトパッドとハードシェルを組み合わせた膝~脛プロテクターで、ジャケット同様Amazonで高評価(☆4以上)を得ています。価格も3,000円程度と手頃なので、胸部と膝をセットで備えておくと安心感がぐっと高まります。
初心者アドバイス:プロテクター類は「付けていると窮屈かな?」と思うかもしれません。しかし、一度馴れてしまえばさほど気にならず、それでいて安全マージンは飛躍的に上がります。最初は短時間の近場ツーリングから装着してみて、徐々に体を慣らしてください。また、暑さが気になる場合は、メッシュ構造のプロテクターや冷感インナーを活用するなど工夫しましょう。安全は快適さと両立できます。
7. インカム(バイク用通信機)
装備の役割と必要性
ツーリングを複数人で行う場合や、長時間の走行中に音楽・ナビ音声を聞きたい場合に便利なのがインカム(バイク用インターコミュニケーションシステム)です。ヘルメットに取り付けて使用する小型のBluetooth通信機器で、仲間との通話やスマホと接続して音楽・電話・カーナビ音声を聞くことができます。かつては手信号や停車しての会話しかできなかったライダー同士のコミュニケーションも、インカムがあれば走行中にリアルタイムでやり取り可能です。道に迷ったときや休憩タイミングの相談など、ツーリング中の意思疎通が飛躍的に快適になります。また、ソロツーリングでも音楽やラジオを聴けたり、音声案内でナビゲーションしてくれたりとメリットが大きいです。近年は高性能化が進み、ノイズキャンセルで風切り音の中でもクリアに会話できるモデルが主流となっています。
選び方のコツ
- 通信方式と対応人数: インカムにはBluetooth接続で数人をつなぐ方式と、メッシュネットワーク方式で大人数でも安定接続できる方式があります。友人グループが4人程度までならBluetooth方式で十分ですが、5人以上や不特定多数とのツーリングが多いならメッシュ対応モデルが便利です。自分のツーリングスタイルに合わせて対応人数を確認しましょう。
- バッテリー駆動時間: 長距離ツーリングでは電池持ちも重要です。最新モデルは連続通話時間が10時間以上のものもあります。1日使ってもバッテリー切れしないものを選ぶと安心です。モバイルバッテリーから充電できるタイプなら休憩中に充電することも可能です。
- 操作性: 走行中でも操作しやすい大きめのボタンやダイヤルを備えたモデルがおすすめです。グローブをはめた手でも押しやすいか、音量調整が直感的にできるかなどをチェックしましょう。最近は音声コマンド対応のインカムもあり、「○○(機種名)、音楽再生」など話しかけて操作できるものも出ています。
- 音質・ノイズキャンセル: 風切り音が強いバイク環境でも聞こえるよう、ノイズキャンセリング機能や高音質スピーカーを搭載した製品が増えています。評判やレビューで「高速走行でもクリアに聞こえる」といった意見があるモデルを選ぶとハズレが少ないでしょう。
おすすめモデル例:Cardo(カルド) PACKTALK EDGE 1-15人用 国内正規品 PT200001

インカム市場で高い評価を誇るCardo(カルド)社の「PACKTALK EDGE」は、最先端のメッシュ通信技術(Dynamic Mesh Communication 2.0)を搭載したハイエンドモデルです。最大15人規模でも自動かつ安定的に接続でき、グループを離脱・再参加してもシームレスに通話が続行されます。もちろんBluetooth通話にも対応しており、音質面ではプレミアムなJBL製スピーカーを標準装備。音楽も通話も、クリアで迫力あるサウンドが楽しめます。
また、高速走行時のノイズを効果的に抑える高度なノイズキャンセリング機能も魅力の一つ。操作系はタッチ式インターフェースと物理ボタンの両方を備えており、グローブをしたままでもスムーズに扱えます。さらに、音声コマンド(日本語対応)にも対応しており、走行中に手を離すことなく操作が可能。実際に「音がクリアで低音も効く」「接続が安定していてストレスフリー」など高評価が多く、Amazonでも**☆4.4程度(レビュー200件以上)を記録しています**。
価格はシングルパックで約50,000円前後とインカムの中でも高額ですが、防水性能(IP67)や本体のマグネット式簡単着脱など、細かな使い勝手の良さも含め、**「一度使うと手放せない」**との声が非常に多い製品です。
他にも日本製ブランドのB+COM(ビーコム)シリーズも人気で、特に友人同士全員がビーコムなら接続が簡単・安定と評価されています。例えばビーコム SB6Xは操作のしやすさと高音質で定評があります。どのインカムを選ぶにせよ、一緒に走る仲間と同じブランドに揃えると互換性で悩まずに済むのでベターです。
**初心者アドバイス:**インカム導入直後は、その便利さからおしゃべりに夢中になりがちですが、あくまで運転に集中することが第一です。インカムは安全運転の妨げにならない範囲で賢く活用しましょう。また、ツーリング前にペアリング(機器同士の接続設定)を済ませ、使い方の練習をしておくと本番で慌てません。グループ通話時は「◯◯さん、どうぞ」と無線っぽく交互に話すなど、円滑なコミュニケーションのコツも掴んでいってください。
8. バイク用バッグ・タンクバッグ
装備の役割と必要性
ツーリング先でのお土産や、レインウェア・防寒着の収納、飲み物やカメラなどの携行…バイク旅では荷物を持ち運ぶ手段が必要です。リュックサックを背負う方法もありますが、長時間だと肩が凝りますし転倒時にも危険が伴います。そこで活躍するのがバイク用バッグです。バイクに取り付ける専用設計のバッグには様々な種類があり、代表的なものにタンクバッグ(燃料タンク上に載せる)、シートバッグ(後部座席に固定する)、サイドバッグ(両側面に掛ける)、**リアボックス(トップケース)**などがあります。ツーリング用途では、着脱が簡単で汎用性の高いタンクバッグやシートバッグが人気です。これらのバッグがあれば、身軽に運転しながら必要な荷物を積載でき、旅の幅が広がります。
選び方のコツ
- バッグの種類と容量: 日帰りツーリングならタンクバッグや小さめのシートバッグ(5~15リットル程度)で十分ですが、泊まりがけなら大容量のシートバッグ(20~50リットル以上)が安心です。キャンプ道具を積むなら更に大きなものやサイドバッグの併用も検討しましょう。自分のバイクの大きさ・形状に合ったもの(シートが狭い車種なら小ぶりなバッグなど)を選びます。
- 固定方法: タンクバッグは磁石でタンクに貼り付けるタイプと、吸盤・ベルトで固定するタイプがあります。樹脂タンクのバイクは磁石が使えないので注意しましょう。シートバッグはベルトやネットで後席に固定します。取り付けが簡単で走行中にズレない構造か、レビューで確認すると安心です。
- 防水性能: バッグ自体に防水生地を使っているか、付属のレインカバーで雨対策できるかを確認します。ツーリング中の突然の雨でも、中の着替えや機器類が濡れないようにしたいところです。防水インナーバッグが付属する製品もあります。
- 機能・便利さ: タンクバッグなら透明なマップケース(スマホや地図を入れて走行中に見られるポケット)があると便利です。シートバッグなら拡張機能(荷物が増えたときにファスナーでマチを広げ容量アップ)があるものがおすすめです。また、使わないときは畳んでコンパクトにできるか、持ち運び用の取っ手が付いているか、といった点もチェックポイントになります。
おすすめモデル例:タナックス(TANAX) タンクバッグGT モトフィズ(MOTOFIZZ) MFK-001

タナックスのモトフィズシリーズから発売されている「タンクバッグGT(MFK-001)」は、ツーリング用途に非常に適した人気モデルです。容量は7リットルと日帰り~軽めの一泊ツーリングにぴったりのサイズ感で、財布・スマートフォン・カメラ・ペットボトルなど必要な荷物をしっかり収納できます。燃料タンクには強力なマグネットでしっかり固定でき、給油時もサッと外してスマートに対応可能です。
天面にはクリアポケットがあり、スマホや地図を入れてナビ代わりに活用できます。バッグ底面はタンクを傷つけにくい素材で作られており、愛車を大切にしたいライダーにも安心です。ユーザーレビューでは「作りが非常にしっかりしている」「収納力も十分」「付属のレインカバーで突然の雨でも中身が濡れなかった」と高く評価されており、Amazonでも**☆4.4(レビュー数300件以上)**と非常に高い評価を得ています。
価格も7,000円台とコストパフォーマンスに優れており、初めてタンクバッグを購入する方にもおすすめできる一品です。
さらに、荷物が増える泊まりツーリングでは、同じくタナックスの**シートバッグシリーズ(例:ミニフィールドシートバッグMFK-100など)**が活躍します。こちらも豊富なラインナップがあり、一泊用~ロングツーリング用までスタイルに合わせたバッグ選びが可能。また、ゴールドウインやRSタイチなど他社ブランドのシートバッグも信頼性が高く、用途に応じて検討する価値があります。
初心者アドバイス:バッグを取り付けたら、走行前に必ずしっかり固定されているか点検しましょう。走行中に荷崩れすると大変危険です。ベルトの余った部分はばたつかないよう処理し、バッグ自体も揺すって確認してください。荷物の入れ方も工夫が必要です。重いものは下、よく使うものは上に入れる、左右バランスを崩さないよう配置するといったコツがあります。また、バッグを付けっぱなしで駐車すると盗難の恐れもあります。貴重品は小さなタンクバッグに入れて持ち歩き、バイクには防犯ロックを掛けるなど対策しましょう。
9. スマホホルダー(ナビ・スマートフォン用マウント)
装備の役割と必要性
スマートフォンをナビ代わりに使うライダーは今や非常に多いです。地図アプリでルートを確認したり、音楽を操作したり、スマホはツーリングの強い味方になります。しかしポケットやバッグに入れたままだと確認できませんし、不安定で落下の危険もあります。そこで活用したいのがバイク用スマホホルダーです。ハンドル周りにスマホをしっかり固定できるマウントで、走行中でも視界にスマホ画面が入りナビを確認できます。振動や衝撃でスマホが落ちないよう頑丈にホールドしつつ、必要に応じて着脱も簡単にできるよう工夫された製品が多数あります。ツーリング先での道案内だけでなく、時間や天気のチェックにも便利で、一度使うと手放せないアイテムです。
選び方のコツ
- 対応ハンドル径・取付位置: 自分のバイクのハンドルバー径や取り付けスペースを確認して、それに対応したホルダーを選びます。一般的なパイプハンドル用のクランプ式が多いですが、スペースがない場合ミラーの根元に共締めするタイプや、クランプ不要でステムホール(フォークの中心穴)にはめ込むタイプなどもあります。取り付け位置はメーターが隠れないか、視線移動が少なく済むかも考慮しましょう。
- 固定方法と安定性: スマホを挟み込むクランプ型、四隅をホールドするX型、専用ケースに入れるタイプ、最近ではスマホ背面にアダプターを付けてワンタッチ固定するタイプ(Quad Lockなど)もあります。走行中に外れない信頼性が最重要ですので、レビューで「しっかり固定される」「高速走行でもズレない」といったコメントが多い製品を選びましょう。着脱のしやすさもポイントで、頻繁に付け外しするならワンタッチ式が便利です。
- 振動対策: バイクの振動はスマホのカメラ(特に光学手ブレ補正機構)に悪影響を与えるとの報告もあります。そのため振動吸収パッド付きのホルダーや、ダンパーを挟んで取り付けるオプションがあると理想的です。特に最新の高性能スマホをお使いの場合は、振動対策がしっかりしたものを選ぶと安心です。
- 防水・防塵: 基本的にホルダー自体は防水ではありません。雨天時はスマホが濡れてしまうため、防水ポーチ型のホルダーを使うか、スマホを防水対応機種にする必要があります。ツーリング中に降雨の可能性がある場合は、この点も考慮しましょう。
おすすめモデル例:デイトナ スマホホルダー3プラス IH-2100 リジッド 25077

バイク用品の老舗メーカー・デイトナ(Daytona)が展開する最新モデル「スマホホルダー3プラス IH-2100 リジッド」は、振動吸収ユニット一体型の高性能スマホホルダーです。iPhone/Android問わず幅広い機種に対応し、四隅をしっかりホールドする構造で、走行中のスマホ落下リスクを徹底的に防ぎます。
特徴的なのは、内蔵された振動吸収ユニットによって、スマホのカメラ破損(特に光学式手ブレ補正機能へのダメージ)を防ぐ設計になっている点。バイクナビとしてスマホを常用するユーザーにとって大きな安心感を提供します。アーム部には剛性の高いアルミ素材を採用し、悪路や高速走行時もブレを最小限に抑えます。
ワンタッチでの着脱が可能で、ツーリング先での撮影や休憩時のスマホ操作もスムーズ。Amazonレビューでも「カメラ保護の安心感が段違い」「取り付けも簡単で、見た目もスタイリッシュ」と高く評価されています。平均評価は☆4.5以上と非常に高水準です。
価格帯は約6,000〜7,000円前後と、従来モデルよりはやや上がりますが、それに見合うカメラ保護性能・剛性・デザイン性を兼ね備えています。初めてのスマホホルダー選びで「カメラ破損が心配」という方や、「できるだけ振動対策を重視したい」という方に特におすすめできる一台です。
より堅牢性を求めるなら、RAMマウント社やQuad Lock社のホルダーも選択肢です。RAMマウントのXグリップは鉄板の安定感がありますし、Quad Lockは専用ケースでワンタッチ装着&ロックでき振動減衰アダプターも用意されています。ただし後者はスマホごとの専用ケース購入が必要になります。初心者の方はまずリーズナブルで評価の高いデイトナ製から試し、不満が出てきたら上位製品にステップアップすると良いでしょう。
**初心者アドバイス:**スマホをナビに使う際は、事前に地図アプリでオフラインマップをダウンロードしておく、モバイルバッテリーやUSB電源を用意する(長時間のナビで電池切れしないように)、画面が見やすい角度にセットする、といった準備も大切です。走行中に凝視しすぎるのは危険なので、音声案内をインカムで聞くようにすると安全性が高まります。スマホホルダーのおかげで便利になりますが、その分気を取られないよう、安全運転が第一であることを常に意識してください。
まとめ|ツーリング初心者が最初に揃えるべき装備とは?
ツーリングデビューを成功させるためには、安全性と快適性を兼ね備えた装備選びが何より重要です。特に初心者のうちは、「もしもの備え」としてプロテクション性能に優れた信頼できる装備をそろえることで、安心してバイクライフを楽しむことができます。
今回ご紹介した【最初に揃えたいおすすめ装備10選】は、いずれも国内外の有名ブランド製品から厳選しました。どのアイテムも、ビギナーでも扱いやすく、コストパフォーマンスに優れたモデルを中心にピックアップしています。
まとめると、まず揃えたい基本装備は以下の通りです。
ヘルメット(できればフルフェイス推奨)
バイク用グローブ(夏用・冬用を季節に応じて)
プロテクター付きジャケット(季節別に選択)
バイク用シューズ・ブーツ(安全な足元確保)
レインウェア(雨天や防風対策に必須)
胸部・膝プロテクター(転倒時の致命傷防止)
インカム(仲間との通話・ナビ案内に)
バイク用バッグ(荷物を安全に積載)
スマホホルダー(ナビ利用や情報確認に)
その他、必要に応じた小物類(防寒具、ツーリングネット等)
これらを無理なく段階的に揃えていけば、より安全で楽しいツーリングライフが実現できるでしょう。
また、装備を選ぶ際には「価格」だけでなく、安全性能・耐久性・快適性のバランスを意識することが大切です。特にプロテクターやヘルメットなど、命に直結する部分はしっかりと信頼できる製品を選びましょう。
「備えあれば憂いなし」——ツーリングは装備次第で楽しさも安全性も大きく変わります。
ぜひこの記事を参考に、自分にぴったりのツーリングギアを揃えて、最高のバイクライフをスタートさせてください!